胸ポケットの中の ケータイがバイブした。 メールを確認すると、 あいつだった。 『駅前のカフェで待ってる。』 カフェって言っても、隠れ家みたいなところ。 一回、田中竜司を見かけたことがあった。 あいつも気づいてたんだ…