保健室に着くと、運良く先生がいなかった。 私は、勝手に一番窓側のベッドに横になった。 「うぅ…、ふぇ…。」 胸が苦しくて…涙が止まらない……。 ガラッ 「っ!?」 誰かが、保健室へと入って来る。 こんな時に…誰だろう…? 私は、掛け布団を頭まで被った。 早く出てってくれないかなぁ………。 足音が、私の寝てるベッドへどんどん近づいて来る。