あの時と同じ ―――― みんな黙って 見上げてる そこしか、誰も見てない 誰もそれしか聞いてない ―――― 青く点滅するケータイを握った 千の瞳が見つめる先 異国のコトバ 花びらみたいに 白く舞い散る雪の中 灰色の塔のてっぺんから 琥珀色の髪 碧い瞳 ひとりぼっちの少女が 世界の果てから聞こえる声で 両手を開き 歌ってる ―――――― その時、トトン って 誰かに肩を、たたかれた