…… ここで私を
赤くなってニラみつける様なら
まだいい
だけど やはり彼女は
私の頭から、足の先まで見て
鼻で笑った
そして彼女はこの場を
立ち去りはするだろうけど
帰ると見せかけてまた
別の改札口から出て
夜の街に戻るのだろう ――――
「 ――― あ… そうだ!! 」
どうしたらいいか困惑している
二人の少女に、再び私は 声をかけた
「 はっ はいっ! …な、何ですか 」
「 あっあの!学校には連絡…っ 」
「 しないしない …約束したしね
―― ちょっと、聞きたいコトあるんだ 」
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