「 … なぁにゆうてん!! ハルト君にはぁ… ルウちゃんおるやろ ――― さ、どいたどいた〜〜っ!! 」 「 ――――… 教授 ?! 」 ――― 鼻につく 冬のニオイ 厨房の横から運んで来た 赤い四角を持ち上げて 先生は、トポトポと何かを テーブルクロスと自分にかけてる 「 … おおきにねぇ… ハルト君 ―――― ワシはなあ コイツを追って 東京まで、… 来たんや 」