とにかく、ルウちゃんのそばにダッシュ ミコさんも一瞬、足をとめた 「 バ…バイク寒いから、これあげる! 足元まで隠れるし! ミコさんとユタカさん!! 着いたら絶対、連絡ください!! ―― 私ケータイ握って ずっとずっと、待ってますから!! 」 「 ――― オイ! 皆 早く!!! 」 " ありがとう!" " 向こう着いたら、すぐ連絡するね! " そんな声をあげながら 皆が闇に 走ってく ―――― これが 私がミコさんやユタカさんを見た 最後だったけれど ――――