「 ……… ええええええ?!?! 」
「 好きな物を、どうぞ 」
招き入れられたのは
服がたくさんある あの部屋
もうすでにルウちゃんは
ハルトさんに髪を解かれながら
スウェードっぽい生地の
緑のワンピースに着替えている
「 えっ でも ちょ…
好きなモノをと言われましても!
―――… こ、こういうの着た事ないし
ちゃんとしたスーツとかだって
お父さんの部下の人の結婚式に
出た時くらいで… 」
「 姿勢が良くて
綺麗なスタイル してるのに 」
「 ―…… え 」
私は、その言葉に固まる
メニュー