病んでいく心 2





それから俺は横に置いてあったナイフを胸の前に構えた。


「このみ…すぐに逝くから待ってろよ…」


俺は手に力を込めてえいっと胸にナイフを刺した。


「ぐはっ」


ナイフの切っ先がずぶりと心臓を貫く感覚。


しかし、なぜだか痛くはなかった。


きっと俺の頭の中は芯までこのみで痺れてるから痛みを感じないんだろう。