あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




「言っとくけどちゃんと


私あとでお金半分払う


からねっ?ちょっと


聞いてる勇輝!?」


そっぽを向く勇輝。


「んなことより、早く


食べよーぜ?」


え、うん…






20分後…


「はい、百合あ~ん?」


何この状態!


「ほら、ゆーり?」


////…!あーもうっ


「普通逆でしょ!!」


「え、百合やってくれ


んの?よっしゃ!」


へ!?


「そんなの言ってない!


てか勇輝遊んでるでしょ!?」

「うん♪」


…何なの勇輝の


このおかしなテンション。

つーか勇輝も緊張してる?

気のせいかな??


「早く食べよ?」


と急かす。


「お、おう」


あ、やっぱ緊張してる(笑)

…私と一緒だ…


食べ終わった私たち。


えと、さて…するのかな?//

って思いっきりテレビ


見てんじゃん!


何で何で?いやでも


緊張してるのは伝わって

くるし。あ、私が前


拒否ったから遠慮!?


「百合、今歌番組やって

るけど見る?」


クルッと振り返ってきた


「って、何かあった?」


ちょっと困惑してる私に


駆け寄ってくる勇輝。


私とはしたくないんだ


ったらどうしよう?って

一瞬思ってしまった。


『勇輝ね、知ってる?


私ってこんなにモロくて

弱いんだよ?』


「ん、百合?」


私はぎゅうぅぅと


勇輝に抱きつく。


「勇輝はさぁ、私とは


したくない??」


頑張って聞いてみる。


勇輝は??って顔をする

「何が?」


ーーーっっもうっ!


「ヤるの!エッチ!」


泣きながら叫ぶ私。


カッコ悪っ!