あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




「じゃ、勇輝後ろ向いて」


「え、ガチでやんの…」


私は勇輝を後ろに向け


させようとする。


「痛い、痛い。


わぁったよ」


勇輝はくるっと後ろを


向いてあぐらをかいた


なんか猫みたい♪


「じゃ、いくよ?」


「…優しくな。」


優しくだって!


笑っちゃう


…わ…勇輝のうなじ


色気ある。


な、


「なんかエロいね」


「百合がやるっつったん


だろ?やんねーん


だったら帰るぞ」


立とうとする勇輝。


「だっダメ!」


私は勇輝を座らせる


「百合ちゃん早く~」


「もーうっさい!


ちょっと待ってよ」


……えーい!


ぷちゅ。


ビクッ!!


え?勇輝の体が


一瞬びくっとなった。


私は首筋から唇を外す

「もしかして、


勇輝首弱い?」


「っせんだよ!


早くやれよ////」


わーさっきまで


偉そうに言ってたのに


照れてる~♪


「百合」


「はい?」


「早くしねーと


襲うから。」


「はいっ」


それは嫌だ!


もう一回…


………?………??


マークが、つかない!


ちゅーちゅーと勇輝の


首筋を吸うけど、


全くつかない。


勇輝がさっきから


ビクビクッてなってて

面白いのは置いといて!


なんでつかないのー?


「なぁ?」


「なに?もうちょっと


待ってね!」


私は必死こいて頑張る

「俺…もう限界なんだ


けど…」


あは、やっぱり?