「わ、わりぃ…」
少なからず面食らってる
勇輝。
「大体こんなものして
いったら直人くんに
失礼でしょ!何の話か
分かんないけど話しづらい
じゃん?
…あとは、私は勇輝の
物じゃないけど少なくとも
勇輝にべたぼれなんだから/
ちょっとは私のことも
信じなさいっ!!」
「…はい」
もうっ!
「あーかっこわりぃな
俺。百合にここまで
言わしてさ…」
「カッコ悪いかカッコいい
かは、私が決めるの。
少なくとも私には、私の
ことを真剣に考えてくれる
勇輝は世界中の誰よりも
カッコいいよ??」
勇輝の顔が赤く
なっていく…。
なんか言ってる私も
ちょっと恥ずかしいけど//
「それで、ちゃんと
そーゆうことは私にも
相談して?勇輝だって
私の全部が分かってる
訳じゃないでしょ?
いきなりこんなこと
されたら私だって
怒りますぅ!」
なんか反論ある?って
顔をする私。
「…マジそれだな。
っても、流石俺の
見込んだ女!」
「ふふ♪私は神さまなんて
信じないけど、今までの
人生の中で神さまに
ありがとうって心から
言いたいのは勇輝に
出会えたことだよ?
地球にいる人間の中で
私が勇輝と出会えるなんて
どれだけの確率か。
これは奇跡だっていつも
思うんだぁ」
プッって勇輝は
笑い出した。
「なによぉ!私が
こんなこと考えたら
おかしい!?」
「ううん、可愛い」
え?////
「俺、こんなんで
ごめんな。百合は
俺の神さまだよ」



