「良かった」
へ!?良かった？
なんて思った途端に
勇輝が抱きついてきた
「やっ////なに？」
勇輝はこっちを
見てくれなくて、
少し沈黙の時間が出来た
えっ！なに？
どうゆうこと？？
許さねーって意味!?
分かんないよぉ…
「ゆ、勇輝？」
私は話しかける
「百合がさ…」
「えっ!?」
「言ってくれなかったら
どうしょうって
思ってた…」
「知っ…てた…の？」
嘘！見られてた、とか？
「すっげー不安だった。
爽也の為を思って、
だとしても。もしかしたら
百合は俺より爽也のが
いいんじゃないかって」
「んなワケ…」
私の言葉は遮られる
「…でも、不安だった。」
そんなに。
…勇輝……
「ごめん」
私は素直に謝る
勇輝の寂しそうな顔を
もう見ていたくなかった
私がこんな顔をさせた
と思うと胸が苦しい。
初めて自分がしてしまった
ことの大きさに気づいた
本当になんてことを
してしまったんだろう。
これからは軽はずみに
行動しちゃダメだ…
勇輝は突然ニカッと
笑った。
え？？
「ごめんじゃねーよ。
ほんと無茶するよな
百合はよ？
それで、爽也が
まだ希望あるかも！
なんて思ったらどーすん
だよ。もぅちょい
考えろっつの!!」
「ぃてっ！」
たぁ～//でこぴん
されたー
てか、いつもの勇輝に
戻ってる？
