あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




その後、4人でお茶。


予想通りの微妙な


空気が流れる…


空気に耐えれなくなった


爽也が喋った


「つか、もうバレてんだよな?」


「あ゛?あぁ。」


勇輝も適当ー…


「じゃー今日はいいや。


またジックリ見とくからよ

おふたりさん♪」


ゾクッ


「へんた~い…」


私は言う。


「おいっ!


変態じゃねぇし。」


「だってそれ


ストーカー宣言じゃん?」


奈美がプッと笑う


「あっテメ、奈美!」


「あはっ。


あっ次急流滑り行かない?

私あれは乗れるんだっ♪」

「じゃ、行こうぜ」


勇輝がガタッと


席を立つ。


なんとなーく機嫌悪い?

まっいっか。


「うんっ」


・・・・・って


言っても。


長い!!


列がハンパなく長い。


何これ、一時間待ち!?


はあ?


とか思いつつ並ぶ…


奈美は、


「わー楽しそう!!」


とか言ってるけど…


男2人のあの顔。


えっマジ?コレ?


いや無理だって。


帰ろ帰ろ。


って顔に書いてあるし


でも、マジ大変そ…