はい、一ページめくる 間に例の体育館裏。

前より多くはないけどヤンキーに囲まれてます!!

てか、ここ何ページか 私まるっきり男化してる
けども気にしないでね。

性格なんで!あと・・・
お兄ちゃん元ヤンだからさ 色々教わってるんだー。
で、ヤンキーにも免疫あるし?




「さて、黒川?」

はいはい。

「よくもさっきナメたことしてくれたよね?」


「別にー?先輩が勝手にキレただけですから。私は思った事を言っただけですし。」


西崎カーッと頭に 血が上る。キレやすいな、こいつ。



「誰に向かってモノ言ってると思ってんだよっっ!!」



ヤンキーが騒ぐ。


「西崎さんでっす!」


私はにっこり。
どーせぼこられんだから 怒らせちゃえ!



「っっテッメ!」


はいヤンキー来たー


「待ちな。」



ピタッとヤンキーは 止まる。



「黒川~?私は別に素直に袋にされろと言ってんじゃないのよ?私、優しいから勇輝と離れてくれたらあんたにはもう近づかないわ。」


西崎、満面の笑み・・


即答でありえないですからーって答えようとしたら西崎がブツブツ言い出した。


「・・・ほんと、どう考えても私の方が可愛いのに・・・なんでコイツと一緒にいるわけ?勇輝は・・・」



はは。お前の性格悪いからー

でも、私は口悪いし 手も出すし。まあ可愛い子ぶらないけどね。


「はいはい!私も先輩のが可愛いと思いま~す」


手を上げて大声で言う。


「黙れ・・・」



わー西崎怖ーい。





「で?」



西崎は早く私がぼこられんの見たい感じか。

返事を急かす。


「じゃー有り得ませんって事で!」


私はさっきの西崎に負けず満面の笑みで答えた。