「おーい、葵!はやく行くぞ」

「わかってるー!」

急いで一階におりたら玄関にあいつがいた。

「おはよ、相変わらずおっせーな」

「うっさい!バカ宏樹」

「はいはい(笑)
いいから早く行くぞ」

「いつも葵が遅くてごめんね、宏くん」

「お母さん!いつもは余計だよ。
もー、行ってくるね」

「行ってらっしゃい。気をつけてね」