「んぢゃまたくるからねっ!」 そぅいってドアがパタンと閉まる。 美咲がいなくなった病室はいつだって静かで、切なくて どうしよぅもなぃ恐怖で狂ってしまぃそぅだった。 でも、そんな時はいつだって 美咲の笑顔が浮かんできては消えて。 「がんばれ」って言うから。 今までやってこれたんだと思う。