恋愛Ⅰ


「何してるんだ」

 彼はキッチンにきて言った。

 それはこっちの台詞。

 「なにしてるんですか」

 「熱あるんだから大人しくソファーに座っててよ」

 この人は自覚してるんだろうか。
  
 自分が病人だってことを。

 疲れる。

 「お粥、出来たら持ってくから寝てて」

 そして部屋へと案内した。

 「薬は食後に飲む薬だから後でね」

 彼を無理やりに近いかたちでベットに寝かせた。