わたしはこれ以上この場所に、
居たくないと思った。
今にも、溢れだしそうな涙を
止めておく自身がないから・・・
でも、想いとは裏に身体は動こうとしない。
ずいぶん前に、涙なんて枯れたはず。
なのになんで、こんなときに・・・
身体は動かないのに、涙は出てくる。
もうこれ以上、止めておけなくなった涙は
頬を伝い床に落ちた。
慌ててリビングを出ようとしたとき、抱きしめられた。
「誰がこれで終わりだなんて言った」
「おまえは俺の女だ」
・・・は?
溢れ出していた涙は悠夜の言葉で消えてしまった。
は・・・はぁー!!
凄いこと言われた気が・・・
悠夜はそっと自分の唇を重ねた。
「んっ・・・」
1度は止まった涙がまた流れた。
