起こさないように、部屋から持ってきた
掛け布団をかけた。
テレビの電源を切り、晩ご飯の準備。
キッチンで料理をしていると・・・
後ろに気配を感じた。
と同時に、いきなり抱きしめたれた。
さっきまでソファーで眠っていた彼が
今ここに・・・
わたしの頭の中は真っ白になっている。
こんな風に抱きしめられたことなんて初めて。
突然、火にかけていた鍋が煮えこぼれた。
!!
今まで真っ白だった頭の中が、おかれている
状況を理解した。
慌てて、ガスコンロのスイッチに手を伸ばす。
だが、身体の自由が利かないため後1歩届かない。
「はっ、は、は、離してくれませんか?」
