恋愛Ⅰ


 星鈴学園とは兄弟校にあたる、
 学園の生徒みたい。

 名前は隼人さん。
 
 1歳年上の先輩。

 隼人さんのことを思い出していると、
 電話を終えた美咲が戻ってきた。
 
 「おかえり」

 「ただいま」

 「隼人が『学校まで迎えに来てくれる』
 って言ってくれて、凪も一緒に帰らない?」

誘ってくれるのは嬉しいけど、邪魔だよ。

 「いいよ、2人の邪魔したくないし」

 「いいから!帰ろうよ」

 「それに、買い物だってあるの」

 「なおさらいいじゃない。車のほうが楽だし」

 ・・・車?

 車!?

 隼人さんって1つ違いだよね。
 
 車なんか運転していいわけ!?

 それって無免許で運転するってことで
 あってるんじゃ・・・

 断る理由と、無免許運転が
 わたしの頭の中を回っている。

 何度も断っているのに、
 分ってくれない美咲。

 観念したわたしは誘いを受けた。

 同時に、隼人さんのことも忘れてしまった。

 「邪魔だったら言ってよ」

 そう言うと満足そうな笑みを浮かべた。