恋愛Ⅰ


 美咲が言うには、わたしの明るい薄茶い髪は、
 子どもっぽくもなく、大人っぽくもない。

 両方、似合うと言われた。

 わたしは、美咲の言葉の意味が理解出来ないでいる。

「凪、凪」

 いつの間にか眠っていたらしい。
 
 美咲に起こされた。

 「んんん~」

 体を起こしながら伸びをする。

 と同時に欠伸をして目には涙。

 「ありがと」

 「凪、涙拭いたほうがいいよ」

 わたしの頭には?が浮かんでいる。

 「どうしたの?いきなり」

 意味が分からない。

 その様子に美咲は呆れているようだ。

 「これだから天然は・・・」

 えっなに、天然?

 「まぁ、そこが凪の特徴なんだろうけど」

 わたしは笑うしかなかった。

 久しぶりに懐かしい夢見たな・・・

 いつ以来だろう夢を見たのは。

 いつもはグッスリ寝てるのに。




 穏やかな暖かい空気に包まれて午前は終わった。