そのトマト男…じゃなかった、助けてくれた勇者君はあたしをチラッと見るとニコッと笑いナンパ男達に目を向けた


「なになにー君等此処で何してんのー?つーか君等確か西のやつだよな?西のやつ等が此処で何してるわけ?」


トマ…勇者君はナンパ男にペラペラと喋り続ける、ナンパ男達は勇者君が話す度に顔色が悪くなっていく


「今回は女の子居るから見逃してやるからさっさと自分のシマ帰れよ」


勇者君のその言葉を聞くと二人組は風のようにピューッと逃げて行った