どうして好きなんだろう


「ん。もう頑張るしかないよ。」

言葉と共に残ったコーラを一気に飲み干す。

それを合図に真尋も鞄を持って立ち上がり、「んじゃ、私本屋寄ってくから。」とあっさり私を置き去りにして出て行く。


いつも通りといっちゃ、いつも通りなんだけど、ほんとあっさりしていて気持ちがいい真尋。

真尋が恋したらどうなっちゃうんだろう、なんて余計な想像を膨らませながら私も席を立ってトレイを片付ける。