目があったから、呼んでしまった。

「こーちゃん!!」

その瞬間、あたしの目の前にいた
男の子がキョトンとした顔をした。

だけどこーちゃんはあたしに
気づいて、一応こっちまできて
くれていた。

するとその男の子が、

「こーちゃんって洸希のこと
かよ~ッ!!!!」
ってゆって大爆笑し始めた。