ねがい



「真…穂…?」


職員室の中で教師と話す彼女。


あたしと同じ顔。


背の高さも同じ。
唯一違ったのは髪型。


あたしは黒髪のロングだが、
彼女は茶髪のセミロングにパーマをかけていた。


誰が見ても血の繋がりがあるとしか思えない。


そう、
彼女とあたしは双子なのだ。


名前は真穂。


双子の妹だった。