くすり…?


出てきたのは、仕切りのあるプラスチックケース。


六個くらいの仕切りの中には、一つ一つ様々な種類の薬が入っていた。


麻薬とか、そういうんじゃ無い本物のクスリ。


俺は、戸惑いながらも苦しそうな凛に渡す。



「み……ず…」



回りを見渡し、俺の目に入ったのはカルピス。


さっと渡すと、カルピスを受け取り直ぐにクスリを2種類取りだし流し込んだ。