「つか、俺ーアイツの学年も名前も知らねえまあ、見たことのねえ顔だし、一年だと思うけど。」


「リオ、調べろ。」


「はいはーい。」



リオは少しダルそうに横にあったパソコンを取りだし何かを打ち込み終えると画面を翔に向けた。



「はいっ、一年の顔。」



画面上には、ズラリと生徒一人一人の写真が並べられていた。