「……!じぃ…ん、ダメ。」



キスを落とした。


じっくりと味わう、久しぶりの凛。



何時もしてる事なのに。


今日のキスは何か違う。


何時もより俺は凛を求めた。




でも、それを止めるのは



うぇえええんうぇえええん


セイ、だった。



絶対、女好きになる…。



そう、確信した。



「ふふ、いってらっしゃい。」



凛の笑顔を見て、しょうがないと渋々納得した俺は部屋を出た。