暫くして病室に戻され、安静にしている様にと言われた。


そして揺りかごに入ったセイが私の隣にやって来る。


「可愛い。」



猿みたいにシワシワで、これじゃあまだ仁に似たのか私に似たのか解らない。



「仁もセイに触ってみなよ。」



すると、仁はのそのそと動き出しセイに手を伸ばした。