その女、最強総長【完】



暫くすると、プラネタリウムが始まった。


でも、視界がボーッとしすぎて正直、プラネタリウムどころでは無かった。



「俺の夢はな、好きな人とデートしてキス、する事なんや。」


「そう。」



くるくるする頭の中。


卓也の言葉なんて耳の中に入って来なかった。



「凛ちゃん、俺の夢叶えてくれへん?」


「そう。」



ぼやけて行く視界の中、卓也の顔が近付いて来るのがわかった。


夫婦だから、当たり前の事だよね。



当たり前の……