「咲也。」 咲也の脇の下に手をやり、咲也を持ち上げ抱っこする。 「たかいたかーい。」 「僕、そんなことする歳じゃないよ。」 「黙って高い高いされてろー。」 軽々と咲也くんを持ち上げて高い高いする仁は楽しそう。 でも…かなりヒヤヒヤする。 「もしかして、凛も高い高いして欲しい?」 私の視線に気づいた仁が咲也を宙に持ち上げたまま暢気にそんなことを言う。 「ちゃ、ちゃんと前向いて!!」 「わかってるわかってる。」 と、言うと一度咲也くんを床に降ろす。