「家族ごっこ、しようか。」 「…は?」 「俺がお父さん、凛がお母さん………咲也が俺達の子供。」 咲也くん? こんな時間に起きてるはず……! ドアからひょっこりと顔を出す咲也くん。 一体何時から見られていたのだろう…。 「おいで。」 仁が手招きして咲也くんを呼び寄せる。 「咲也が、俺と凛の子供役、わかった?」 「うんっ…!!」 ブンブンと縦に首を勢い良く振る今までに見たことの無い咲也くんの笑顔。 こっちまでつられて笑ってしまう。