「じゃあ、皆の前でタイマン。」 「わかった。」 私は、仁と向き合う。 トクン…トクン…… 胸が痛い。 ははっ、今になって発作出てきちゃったかな。 薬ちゃんと飲んだ筈なのに、な。 「初め。」 流羽が、始まりの合図を放った。