沢山のバイクのエンジン音が止み、乱舞蝶街には何時もと違う静けさと雰囲気が漂っていた。 街に居た奴等は私達にビビり、皆ソロソロと道を開けて行く。 ゛凛……蝶……゛ 何処からか、驚嘆の声が漏れる。 「あれ~、来ないのかなあ~!」 亮は悪魔の様な笑みで、呟く。