その女、最強総長【完】




゛うん゛


と、私は頷く事が出来なかった。



「……凜の担任、俺だからっ!よろしくなっ!」


「うん」



こんなに簡単に口に出来るのに……な。



「そろそろ、教室向かうか。」


「そうだね。じゃっ、美殊またねえ。」



私が美殊に手を振ると、元気良く振り返してくれた。