「リオ、行く。」 「俺も俺も~!」 腕にまとわり付くパンダを振り払い、俺は教室を出て凛の教室へと向かった。 俺達が廊下に出ると、一気に人が群がりかなり移動が困難で凛の場所へとは程遠かった。 「銀くぅん~~~!どこ~~~~~!俺の銀くぅ~~ん!」 俺のだ。 そう心の中で翔に突っ込んだ時、大量に人が群がっている場所に目が付いた。 俺は、興味本心でその集団に近付いた。