その女、最強総長【完】




「あっ‐‐!」



私はやっと気付く。


上からのナイフの様な視線を。



やっばい……!



「仁、退け!」



ドンと、仁の背中を押し出し、地面に倒れ込む。



ドスンッ……!



「ッ…」



屋上から落ちてきたのは、生徒用の机。


なんで、こんなものを…。


私は、屋上に目を移す。