その女、最強総長【完】




「キスした事ある?」



…何て事を聞くんだ。


キスねえ…。


私はある事を思い出す。


甘すぎるファーストキスを。



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「凛~?」


「……んー、何?」


「凛~…!」



うとうとしていた私は、振り返るのが面倒臭くて流羽を無視して、ソファに寝そべっていた。



「……凛、俺好きなんだ。」


「ん、何が?」


「本当、凛鈍感で困る。」

「はあ?」



そう言った時には、流羽の手が頭の両サイドに置かれていて。


流羽は、私の顔を無表情で覗き込んでいた。



「ど、どうしたの?」



眠気何て一気に覚めた。