その女、最強総長【完】




「ハアッ…流石に疲れたなあ。」



此処まで来るのに一時間もかかってしまった。


家よって、スーツケースに荷物積めて一時間も歩いた私はもうヘトヘト。


倉庫までの距離、あと三歩くらい。



「おいっ、お前何の様だ。」


トントンッと、肩を強めに後ろから叩かれる。


後ろを振り向く。


蘭………?


少し怒った蘭が目の前に居た。



「蘭…どう…したの?」


「はあ?」



蘭は、顔を歪ませる。


蘭はやっぱり死んでなんか居ないじゃない。



「蘭、側に来て。」


「は…あ?」



蘭は更に顔を歪ませ、沢山の皺が出来ている。



「蘭…どうし…た…の、い…つも…みたいに…笑っ…‐‐」



バタンッ!


「おい、お前ッ……!」



全身に痛みが走り、蘭じゃない誰かの焦った声が聞こえた。


私は、再び意識を放す…―。