その女、最強総長【完】




「凛、絶対逃がさねえぞ。」



死んでも、逃げるから。


声には出さず、心の中で決意する。


私は、諦めた様に見せかけ、いじける様にベッドの中に潜り込んだ。



一人作戦会議のお時間だ。