病室を抜け出して、蘭と二人で屋上で大の字になって今日みたいに夜空を見ていた。 『なあ、人間は死んだら何になると思う?』 『何も無い。』 『…違うよ。人間はな、゛星゛になるんだ。』 『……星?』 『あぁ、何でか解るか?』 『解らない。』 『大好きな人を照らし続けたいからだよ。』 横を向きながら話していた私達は、再び空を見上げた。 星は、綺麗だった。