「何でこの人の写真を、アイツが持ってるんだよ。」 翔が俺も思った事を口に出す。 「憧れてんじゃない…?」 憧れ……か。 女なのに、何故あの人に憧れているのだろうか。 と、少し疑問には思ったが、特に気には止めなかった。 憧れ何て者、女も男も関係無い。 凛蝶が、例え゛女゛でも 俺は、追い続ける。 それと、同じ様に。