あまりにも、苦しそうに藍と何度も呼び魘されている様なので俺は、思わず凛の体を揺らす。 「………起きろ、凛。」 口を耳元に近付き、翔とリオには聞こえない様に囁く。 ピクッ…… 耳が微かに反応した。 「凛ッ………!」 もう、一度俺は、囁く。