美咲)これでよしっと...あっ...今日は満月なんだ...

私は教室の窓から満月を見た。

美咲)綺麗...それより帰らないと...

私は廊下を走った。

学校から出ようとした時

美咲)あれ?梓君?

私は黒い服をきて、フードをかぶっている男の人を見た

まるで梓君みたいだった。

私はその人に近づいて、

美咲)あの...

その人は振り向いた。

美咲)えっ...

歯が...

肌が白い...

梓君?

美咲)もしかして...

その時

ピュウー

いきなり強い風がきた。

私は下を向いた。

やがて風はやみ、あの人を見たがいない...

美咲)一体なんだっただろう...

私はずっとそう思って家に帰り始めた。

美咲)何だったの?

私はそれしか頭になかった。

美咲)ただいまぁー

美咲母)おかえりーご飯は?

美咲)...

美咲母)美咲?

あなた)へっ?

美咲母)ご飯は?