「一番」になれなくて・・・


そして
それから半年後――



「にのみやーーーーー!!!」



「うっ・・・」



よく通る大きな声と共に
威勢の良い蹴りが
私の背中を直撃した。



痛い・・・・・。





「伊藤・・・・。」





「やっほーーー☆☆」




私の目の前にいるこのチビ男。

伊藤柚紀。

      ・・ 
部活の後輩。



「・・・敬語は?」



「二宮センパイ?」



「分かればよろしい。」