「一番」になれなくて・・・



「じゃーねー」



分かれ道。


千尋が右、
私が左へ行く。



そして伊藤も千尋と同じ右へ曲がる・・・・はず・・?




伊藤は私の後をついてきていた。




「伊藤?
千尋行っちゃうよ?」



私が既に姿が小さくなっている千尋を指差した。


が、
伊藤はいい、と首を横に振った。



「今日はお前んちのほうから行く。」



そういうとポケットから
ピンクの長方形のようなものを取り出した。



「べつにいいけど・・・・ってそれゲーム?!」



「そうだけど、なにか?」



「やめなさい!!」