「廉!!!そろそろ決めろよ!!」 なにを?? 『ヒューー!!』ってまわりがはやし立てるけどあたしはついてけない 廉があたしの前にきて、その周りをみんなが囲む なにすんのかわかんないけど緊張してきた… 静まり返ったその場を破ったのは廉だった 「瑠奈……? 俺はバカだし野球しか出来ねーし不器用だしどうしようもない でも、瑠奈を幸せに出来るのは俺だけだから 俺も野球がんばるから 瑠奈もがんばろ 後二年かかるけど、絶対瑠奈を幸せにするし 頑張っていい親父になるから」