気づいたときはもう夕方 帰らなきゃと思ったけど、廉に捕まえられて身動きがとれない 「……ねーってば!! 離してよ!!」 「………ん? 今何時??」 こいつ 寝てたのかよ… やっぱり疲れてんのかな 「6時… あたし帰んなきゃ」 「………だめ」 廉の力が強くなる こんな廉は珍しい ぱしゃっ 寝ぼけてる廉の写メを撮った 「…おまえ!! なにやってんだよ!? 消せよ!!」 「やだっ! あたしの待ち受けにするんだもん」 「ちょっ……やめろよ!!」