「おまえ浮気すんなよ」 なっ!? なんてこと言うんだよ 「しないよ!! でも廉次第かな!?」 「なんだよそれ」 「廉だってきれいな女の人がいてもついてっちゃだめだよ」 「当たり前だし」 きっとあたしたちなら大丈夫 根拠のない自信 でもそれでもいい あたしは廉を信じるから 「俺が行くまでにいっぱい遊ぼうな」 「うんっ」 もう外も暗くなってきたしそろそろ帰ろうかな 家までちょっとしかないのに廉が送ってくれるとか言うから送ってもらった 最後の不意討ちのキスはやっぱり恥ずかしい