「あがるか」 「……………」 あたしはコクりとうなずくことしかできなかった 長い間湯船に浸かっていたからのぼせたのかもしれない もう何も考えられない 急に体が浮いたのがわかった え…!? これは… お姫さまだっことかゆうやつ!? 「…お、おろしてよ!!」 「暴れんなよ!! おまえ逃げるだろ?」 「違うよ!! 逃げるのやめたもん」 「最初からおとなしく俺に抱かれてればいいのに」 そのまま廉につれてこられた廉の部屋 あたしはベッドの上におろされた